子どもが人間関係を学べる絵本、製作中。

\公認心理師 小林しのぶ監修/
わが子が将来、人間関係に困らず、パワハラをする側にもされる側にもならないよう、今から読んであげたい絵本です

昨今、パワハラに関するニュースが毎日のように聞こえてきますよね。
私は今まで、パワハラを受けたという人たちをサポートすることは多々ありましたが、被害者側の支援だけでは追いつかないな、と思っています。

でも、パワハラをしている側はご自覚があまり無いので、なかなかサポートに結びつかないのですよね。
お互いが、パワハラしないし受けもしないマインドが大切なのですが、
その根底にあって欲しいのが主にこの3つです。

①バウンダリー(自他の心理的境界線)
②自分の常識は相手の常識じゃない
③お互いの常識には肯定的な意味がある

これがベースにあると
えー?普通もっと早くできるよね?
えー?普通この状況で早くやれとか言うか?
とお互いの「普通」が摩擦を起こしにくくなります。

これが子供のうちから自然に身についていたら、
中学校、高校、社会人になった時に
相手が傷つくことを言ったり
相手からの言葉にいちいちモヤっとしない
人間関係がかなりラクになる確率が上がります。
(相手の人格を否定する言葉をたくさん浴びせてしまう方は、その方にとっては潜在意識レベルで辛い、また別の課題を抱えておられることが多いですが)

でもこの3つのポイント、親が子どもに教えるのはなかなか難しいですよね。
残念ながら、子ども時代にこれを教える教科書はあまりないし、
親だってご飯食べさせて寝かしつけて、そのまままた翌朝になるくらい忙しいから、膝突き合わせて大切なことを教えてられないっていうのが現実ですよね。
しかも子供って大きくなればなるほど、親からちょっと説教じみたことを言われると煙たがりますしね。

みんな違ってみんないいという考えを今よく聞きますが、
みんな同じじゃなくていいとわかっても、自他をきちんと線引きしたうえで、
1人ひとりの行動や言葉には、肯定的な意味があるんだよと尊重する大切さまでは伝わりきれていないし、それを伝えていけたら良いと思っています。

ですので、この3つが子供の頃から心のベースにできるような絵本を作っています。
嬉しいことに、とっても柔らかでほっこり癒しの世界観を絵で表現して下さるイラストレーターの方と出会いました。
私が子供たちに伝えたい、穏やかで優しい主人公のストーリーがいま、癒しの絵で形になろうとしています。

読み聞かせている子供は、ストーリーを聞いているうちに自然とバウンダリーの大切さ、一人ひとりの普通の大切さがわかり、
読んであげる大人も、なるほど、これ大人の世界でもこうしよ!と翌朝の家庭や職場で思えるはずです。
読み聞かせで、お互いが癒されながら人間関係の極意がいつの間にか身につく優しい絵本、どうぞお楽しみに!(令和6年4月下旬出版予定)